「行け、時間は有限だ。」
2023年ボカロオリジナル曲フルアルバム第1弾!
2023年、3年ぶりのフルアルバムリリースを目指して制作を続けてきたねこぜなおとこ。
たくさん曲が出来たので、2枚に分けてのアルバムリリースを敢行!
邦ロックに強い影響を受けたボカロック12曲を収録。
「いい楽曲をいい曲順で、何度でも聴きたくなるように」という、
アルバム形式での音楽体験を突き詰めた1枚。
CD版・DL版には、サブスクでは聴けないボーナストラックを4曲追加収録。
ここでしか聴けない楽曲となるので要注目。
歌唱:初音ミク、可不、CUL、すずきつづみ
CD版には、12ページのブックレット付き。
(DL版は同内容のデータを添付予定)
ボーナストラック含む全曲の歌詞、ライナーノーツを収録。
さらに付録として、全曲の制作開始日を表にまとめたものを収録。
歌詞・楽曲の制作開始日(ファイルの作成日)から、ねこぜなおとこの制作スタイルを紐解く。
今は、アルバムのもろもろの作業が落ち着いて、後は試聴動画作ったりイベント当日の準備をすればだいたい終わる、という状況です。
(他にもやることがいっぱいあって、自分自身は落ち着いてないんですけどね)
アルバムのブックレットの方にもライナーノーツは載せているのですが、
制作中に書くものなのでどうしても俯瞰で見れなかったり、アレも書けばよかったな~ということが出てきたりします。
少しだけ落ち着いた今、ブックレットに書いていないことを中心に、いくつか書こうかなと思います。
・アルバムコンセプト
いつものアルバムと違って「とにかく曲作ってから考える」という考え方で作りました。
前回のアルバム「シンシアリーシンパシー」が、コンセプトを立ててキャッチーな曲をたくさん並べたベストアルバム的な大作だったので、次はもっとコンパクトなアルバムを作りたいなと考えていたからです。
自分がユーザーとしていろんなアルバムを聴くときも、長大すぎると聴く前に構えちゃうし、短距離走のように駆け抜けるアルバムもいいなと思います。
今回は、本編12曲で37分。
短距離走まではいかなくとも、コンパクトにまとめることは実現できたのではと思います。
余裕が出来るとすぐに何か詰め込もうとしちゃうので、なんとか抑え込みましたw
(実際、ボーナストラックが1曲増えそうだったけど抑えた)
作っているときは「バラバラな感じが楽しいアルバムになるのかな」と思っていました。
実際、収録候補曲はサウンドの幅が広かったのですが、選曲して並べてみると、ギターの音が主体になっている曲が多いことに気づきました。
(ピアノやシンセなど、ギター以外の上モノの音が少ない)
・ミックス
今回、既発表曲も全曲ミックスを修正しています。
特にこれまでドラムまわりで上手くいっていなかったことが解決したので、より良くなったのではないかなと思います。
(おかげで作業量が予定より増えて大変でした)
音量低めだと歌が前に来て、大きめだと演奏にブワッと覆われるような感じを目指しました。
いい感じになってたらいいですね…
・ジャケット
ジャケットはAI生成です。
何の気なしに「架空のくしゃみをする人」とAIに入れたらコレが出てきて「最高じゃん!」となったので、採用となりました。
一応Google画像検索にかけて、似たようなものがないらしいと確認しています。 他にもいろんなワードを思いつくたびにAIに突っ込んでいるのですが、今のところこのジャケットを超えるものは出てきてないですね。
・ブックレット
今作は結構突発的に作ることにしたため、ブックレットはつくる余裕ないだろうなと考えていました。
(2023年1月末くらいに「つくるか」と思い立ったような記憶があります)
ですが、作業をとにかく前倒しで進めた結果、自分でデザインすれば何とか出来そうだぞとなりまして。
拙いですが、いつものフルアルバムのようなブックレットを付けることが出来てよかったです。